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プロ直伝!ステーキの美味しい焼き方!

プロ直伝!ステーキの美味しい焼き方!

「家でステーキを焼くと美味しく焼けないんですよ」シェフと、たまにお客様に質問されたりします。皆さんはそのようにして焼かれていますか?

今日はちょっとしたコツや、ポイントを踏まえてお伝えさせて頂きます。

ステーキの美味しい焼き方

フライパンを温める
焼く前に必ずフライパンを温めてくださいネ。
御箸でお水を数滴落としてジュワーっと蒸発すれば大丈夫です。

少量のサラダ油又は牛脂を入れ、お肉を入れてからフライパンから少し煙が出てきたら
火加減を少し弱めの中火程度の火力にし、お皿に盛りつける時に表面になる方から焼き始めます。

お肉の各面を、約1分~1分半、こんがりと綺麗な茶色に焼けあげてください。
(お肉の厚さによって多少時焼時間は変わります。) 
お肉が薄い時は、少しだけ火力を強くし、短時間で焼き上がるように心掛けてくださいネ。


ポイント  その1
フライパンとお肉の間に油の層が出来るように、お肉を置きしばらく焼き色がつくまではお肉には触らず、のちにお箸などでお肉を少し移動させながら、側面・裏面と満遍なく焼いてください。

全面が綺麗に焼き上がると、お肉を取り出しアルミホイルで包んで4~5分間寝かせてください。

※なぜアルミホイルに包み寝かせるのか?
お肉を焼いていると両面には熱が伝わりますが、中心までは熱が伝わらず、レア、又はミディアムレアの状態です。 
お肉全体に熱が伝わり、綺麗なロゼ色に仕上げまた、美味しさ成分が充満させる為です。


ポイント  その2
寝かし終えた後に、アルミホイルを開けると美味しい肉汁が出ています。
お肉を焼いたときのフライパンにニンニクや玉ねぎを軽く炒め、赤ワインとお肉から出た肉汁を注ぎ軽く煮詰め、お好みで醤油や塩などで味を調え仕上げて、ソースとしてご利用下さい。


最後になりますが、更にステーキを美味しく食べるコツは、お肉の切り方です。
お肉を切る時は繊維に対して直角にカットしてください。玉ねぎで例えるなら、玉ねぎを切る時、縦と横とお料理に合わせて切られると思いますが、輪切りにした方が柔らかく繊維も残らないですよね。お肉も同じです。玉ねぎの輪切りの様に、繊維に直角にカットして頂くと柔らかく美味しく食べれます。
誤って繊維と平行にカットされると、歯ごたえのあるステーキになりますのでご注意くださいね。